院長コラムの更新が2か月ぶりになった理由から。
  
 一昨年4月から中日・東京新聞で「元記者の心身カルテ」を1年間連載しました。その同じ欄で、この4月から「Dr.‘sサロン」と題し、6人の医師がリレー式に執筆することになり、私も一員となったため、その準備がありました。
 先日の火曜に書いた1回目の見出しは「いらいら防ぐいい加減」。コロナ禍で在宅が増え、顔を突き合わせる機会が増えたせいで、家族の絆がむしろ壊れかけている面を指摘。ひとりひとりがまず無理し過ぎないことが大事と伝えました。

 それと、昨日配信開始になったのが経済紙Forbes JAPANのオンライン版。「元記者―」を読んだスタッフが、同紙のオフィシャルコラムニストとして紙面(電子面?)を提供してくれ、「記者のち精神科医が照らす「心/身」の境界」のタイトルで、月いちペースで書いていく予定です。
 こちらは3000字以上あるボリューム。手前みそで恐縮ですが、面白いので読んでみて下さい。初回は「高体温で差別された青年 精神科医の私が『分断ウイルス』と呼ぶ理由」〔無料アクセスできます〕

 加えて、先日木曜夜、中日新聞WEBセミナー第1回の講師に指名されました。テーマは「分断ウイルスコロナ~孤独とどう向き合うか」。典型的昭和アナログ人間なので、スライド作成や進行は記者さんに任せっぱなし。その分、自分なりに考えるコロナ禍の心構えを、歌(井上陽水の「桜 三月 散歩道」)も混じえながら、視聴者の皆さんに伝えました。
 
 というわけで、クリニック開業以来7年続けてきた当欄の更新ペースは亀の歩みになっていますが、上述のコラム同様、よろしくお付き合いください。
 残念ながら、本日のタイトル「ラブリー『利他』の道を」の本編は、次回ということで    
                            To be continued